1973年、原油価格が高騰し、トイレットペーパーや洗剤など石油関連商品が店頭からなくなり、わずかな商品を求めてお客様が殺到するパニックが起きました。その時、「お客様に良い商品をより安く、安定的に提供できるパワーを持つためには、全国規模でまとまることが必要」と考えた各地の中堅・中小スーパーマーケットが東京・新宿にある株式会社三徳の呼びかけに応じて結集したのが、CGCグループです。
その本部機能を担っているのが、シジシージャパンです。
1社ではできないこと、みんなで一緒になって取り組んだ方がより地域のお客様に貢献ができること、例えば、商品の開発や調達、物流、情報システム、販売促進、教育などにCGCグループは取り組んでおり、私たちはそれを協業と呼んでいます。
この活動に賛同し加盟したスーパーマーケットが今では、全国各地に約220社4000店と、日本最大規模といわれる協業組織に成長することができました。
皆様との接点は、なんといっても商品にあります。CGCの各種ブランドがついた商品、CGCが国内外で開発した野菜や果物、お魚やお肉など毎日の生活に欠かせない1500品目を超える商品がCGCグループに加盟しているお店の売場に並んでいます。
お店の入口のミニ看板、店内に流れるBGM、ポスターなど目に見えるところ、見えないところで、CGCはお客様とつながっています。
コーペラティブ・チェーン(Co-operative Chain)とは、
同じ理念・目的を持つ独立した意欲的な小売業者が協業した同志結合体の組織を指します
このチェーンに加盟する企業は、相互扶助の精神にのっとり、共存共栄を図るとともに、
各々の有する経営資源を持ち寄り、商品、物流、システム、情報等を共有することで、
個々の企業の利益=チェーン全体の利益の創出を図っていかなければなりません
CGCグループが志向するコーペラティブ・チェーンは、
加盟企業の独自性を前提とし、各社の協業活動への積極的な参画により、その総意をもって決定した
共通の戦略課題に挑戦することで、個の利益と全体の繁栄を調和・発展させていくものであります